上越教育大学附属小学校の6年2組の総合学習のテーマとして「上越名家」を取り上げていただくこととなり、今年一年間、上越名家について様々なことを学んでいただくこととなりました。第一回目の訪問先が林富永邸、4月12日(火)に34名の児童の皆さんと担当の先生が来邸されました。


到着するまで児童の皆さんもテーマを聞かされてなく、林富永邸の玄関で「名家の守人」という今年のテーマが発表されました。上越名家は、今なお当主や当主の親族が暮らしているのが特徴の文化財です。これまで代々名家を維持・管理し、現在もそこに住んでいる私たちは、まさに名家の守人かもしれません。

林富永邸を知っていただくためには、それを活用しているCAFE HAYASHIや発酵を活かした食についても知っていただきたいので、カフェで人気の発酵+スイーツ「味噌と大豆のロールケーキ」と「雪室和紅茶」を味わっていただきました。児童の皆さんからは、とてもおいしい!と高評価でした。

発酵+スイーツを味わっていただいた後は、邸内や庭園の説明を聞きながら見学をしていただきました。タブレットPCを皆さん持っているので、説明を録音したり、様々な場所で撮影したり、メモを取ったり、非常に熱心な姿が印象的でした。事前の予習がない状態でしたので、難しいこともあったかもしれませんが、これから多くの事を学んでいかれることでしょう。

後日、児童の皆さんからお礼のお手紙をいただきました。ロールケーキや和紅茶が美味しかったこと、林富永邸の歴史・建物・庭園について学んだことや印象など、たいへん丁寧なお礼をいただきました。

林富永邸・CAFE HAYASHIも上越名家ネットワークも、これからの皆さんの学びを応援していきます。